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性転換子の生き様

性転換で男→女に変わった生き物の生態

SEX CHANGE

性同一性障害の生活覗いていきませんか?

性転換編・・・タイへ 性同一性障害㊳

性同一性障害

やっとブログの読者が一番気になる性転換についての記事を書けるとこまで話が進んだ。飽き性の私がよくここまで続いたなって思う!私えらい!

 

大学生編・・・性転換したら社会に出られるんやな 性同一性障害㊲ - 性転換子の生き様

で性転換費用を用意し、渡航準備も済ませた私。

 タイ語なんて話せないし、英語もそこまでペラペラじゃないから性転換手術を手配してくれる代理店経由で行く事となった。

その代理店は日本に本社があり、タイにはタイ人の社員がいてその人が現地での生活を面倒みてくれるっていうスタイルだった。

名前は全部書くのはふせておくけど、「ア〇〇ビュー〇〇ー」さんっていうところ。

ここはネットで性転換の代理店を探したら真っ先に見つかるところだと思う。

値段は一番高いかもしれないけど、歴が長い分始まりから終わりまで問題なかったから安心できる業者さんだと思う。

実は他にも数十万安い代理店(こちらは日本にお店はなく現地で日本人がやってるみたい)もあったんだけど、ネットの評判をみたらよろしくない噂がチラホラあって、

コンタクト取ったら乱暴な受け答えしかしてこなかったんだよね。

どうせ一生に1回しかしないし、値段より安全性をとった。それに高くても日本より全然安いしね。

 

代理店から旅行で必要な物リストを貰い準備する私。正直うろ覚えで全部思い出せないけど、その中で特徴的だったものは股に接触しない衣服。

パンツスタイルだとすっきりしたスキニーはアウトでだぼだぼな股下が長いやつならOK。そんな感じのパンツを2着ほどとロングスカートを2着用意した。

今思うと、ロングスカートの方が良かったと思う。やっぱパンツだとすれるし。

ロングスカートでも薄い色とか白はやめた方が良いかな。出来れば赤茶系とか濃い色のロングスカートがおすすめ。なぜかって言うと、術後に赤い色の消毒クリームを患部に塗って向こうのオムツっぽいのを履いて過ごすことになるんだけど、何かの拍子にそれが垂れたりとかついたりしたら薄い色だとめだっちゃうしね。

他になるほどなーって思ったのが入院中の暇つぶしアイテム。

2週間寝たきりになるので、手だけで時間潰せる物が必要なの。私はIpodtouchがあったから重宝した。(今じゃスマホがあるからもう持ってる人いなさそうだけど。)

病院内はWIFIがあるからネットもできるし、音楽も聞けるし、何よりskypeでテレビ電話が出来たからよく親と連絡とってたかな。それに辞書も入れられるから意志疎通でもすごく役だった。これから行く人はスマホタブレットはマストね!

 

そんなこんなでタイへ出発する日を迎え、関東の成田空港から飛び立つことになった私。海外旅行なんて10年ぶりくらいでドキドキだったのを今でも覚えている。しかも一人旅だしね。エコノミーの狭い席でタイってどんな国かな~なんて思いながら手術のことより異国の風景の方が気になって仕方がなかった。

降り立った空港はスワンナプーム空港。タイで一番大きな空港。実はこの空港は日本の援助で出来た空港でそんな事が書いてあるモニュメントみたいなのがあった気がする。

空港の規模は成田なんて比較にならないくらい大きい。正直今までみたことある空港の中で一番大きかった気がする。(なんで日本って先進国で人口もそこそこ多いのに羽田も成田もちっちゃい空港なんだろうね。すっごく不思議)

入国審査の段階でパスポートと航空券と「ある紙」を提出。審査の人はそれを見てちょっと驚いた顔をしている。その紙に書いてある内容は、

「この人は見た目は女性ですけど、パスポートは男性です。間違いじゃありません。今回の旅行で性転換します。」

的な事が書いてあるの。多分、過去に見た目とパスポートの性別が違って止められた人がいるのかな。代理店の人がそんな紙を用意してくれた。それのおかげか難なく入国審査も通貨。

荷物を受け取って、ロビーへ出る。そこで事前に知らされた電話番号にかける。

電話の相手は空港まで迎えに来てくれる代理店の社員さん。

「ちょっと遅れるから少し待っててね~。」と外国人風の日本語で言われたので、近くのお店でドリンクを買って待った。ちなみにそこで買ったドリンクが生のフルーツを使ったジュースだったんだけど、日本より量も全然多くて値段も2分の1くらいだった気がする。「あ~タイってほんとに物価安いんだな~」って改めて思った。

 

30分くらい待っただろうか、遠くから小柄な女性が声をかけてくる。

「ホルマリーさんですか?」

バリバリ働いてますって感じのタイ人女性のご登場。日本語も難しい単語はしらないけど意志を疎通する分には問題なかった。お互い英語も喋れたんで日本語で意味が通じない場合は英語で話した。タイ人の知識層はタイ語、英語、+どこかの言葉を話せるから凄いな~って思う。

彼女の運転でバンコク市内のスクンビット地区(日本人が多数住んでる地区)のホテルまで連れてってもらった。道中でタイの事を色々聞いたり、逆に日本や私に対する質問に答えたり。

彼女は結構センシティブな話題も振ってきた。「日本人好きだけど、嫌いなところもある。どうして日本の男性はタイの女性を買うの?」とかね。私は旅行中そういうところに寄りつかなかったんだけど、タイって日本人男性のそういう事しにいくための国で筆頭に挙がるんだってね。正直、私にも分かんないとしか答えられなかったし、申し訳なく思った。

あと他には「ホルマリーさん綺麗ね。びっくりした。もっと男っぽい人くるかと思ったから」とか言われた。嬉しい反面、自分達には見た目がついて回るっていう現実は少し悲しかったかな。

 

そんなこんなで会話しながら目的のホテルに到着。ホテルは2つ星って感じのホテルかな。1泊朝食込で5千円くらいだった気がする。でも部屋は広いし、日本なら2万くらい取れてもおかしくないって感じの部屋だった。やっぱタイの物価ってすごく安い。

到着したのは夜だったので、その日はそのまま就寝。入院まではここで2泊することになっていた。