受け入れらるフィールドとそうでないフィールド
トランスジェンダーのニュースっていうのはちょくちょく聞くんだけど、
大体は性転換しました!びっくり!的なニュースが多いなか、
今日はトランスジェンダーの活躍した場でこうも反応が違うんだなっていうのを紹介するよ。
1つ目はトランスジェンダーでヴォーグの表紙を飾ったっていう人。
私がちょこちょこ見てる個人のニュースサイトで上記の記事が載ってた。
http://karapaia.com/archives/52234754.html
ブラジル生まれのヴァレンティナ・サンパイオさんっていう人が世界的に有名なヴォーグっていうファッション誌の表紙を飾ったんだって。ヴォーグっていったら誰しも一度は耳にしたことあるんじゃないかな。「プラダを着た悪魔」っていう映画もヴォーグを映画にしているって話もあるよね。
あ、ちょっと話ずれちゃうんだけど上の映画にでるアン・ハサウェイがむっちゃ綺麗。
初めてみたときこんな風に生まれたらな~ってすっごい憧れいだいちゃったもん。
まぁそれくらい有名なファッション誌の表紙を飾るってすごい事だよね。
ただ、私が驚いたのはトランスジェンダーが表紙を飾ったっていうことだけじゃなくて、雑誌のサブタイトルが "彼女たちはいかに世界を揺るがすのか"
ってなってて、編集長はヴァレンティナさんの存在がジェンダー難民として受けてきた偏見との長く苦しい戦いを具現化しているってコメントしてるの。
これって世界的な有名なファッション誌が彼女を起用することでトランスジェンダーの現状を世間に知ってもらって変えていきたいってことだよね。
そして、もう一つは今日色んなとこでニュースで取り上げられてたけど、レスリングの試合で心は男で体は女性のマック・ベッグスさんが女性の部で優勝したの。本当は彼は男性の部に出たかったけど大会が許さなかったんだって。だから女性の部で出て優勝したんだけど、彼はホルモン療法はしてたんだよね。だから筋肉のつきかたは女性よりも発達してたから正直、女性選手じゃ太刀打ちできなかったと思う。
私もホルモンして女性の体付になったとき、普通の男性であんまり筋肉なさそうな人が相手でも全然勝てる気しなかったもん。
男性の部では性別が違うって言われて出させてもらえなくて、女性の部じゃドーピングみたいなもんだから女性選手からはこころよく思われないなか優勝しちゃったっていう、どうしたらいいの?状態だから今ニュースでがんがん取り上げられてるんだよね。
ファッションとスポーツで対応がこうも違う。でもトランスジェンダーだからってファッション分野みたいに理解のあるフィールドでしか個性を出していかなくちゃいけないっていうのもおかしな話だしね。やっぱりスポーツが好きなトランスジェンダーもいるし。今回の一件でファッションみたいなアーティスティックな分野以外でもトランスジェンダーの活躍の場が広がるといいなって思う。
幸いにも高校のレスリングでは体の性別でっていう決まりがあっただけで、大人のレスリングでは男性の部として出れるみたいだから、高校卒業したらマックさんも自由に活躍できるのかな~。