性転換子の生き様

性転換で男→女に変わった私の人生の歩みや日々のLGBT関係の話で思ったことを書いてます。トランスジェンダーの話がメインです。

SEX CHANGE

性同一性障害の生活覗いていきませんか?

性同一性障害の人も、そうでない人も

今週のお題私がブログを書く理由

 

前回の記事

大学生編・・・嘘だらけの恋愛 性同一性障害⑰ - 性転換子の生き様

の続きを書くつもりだったんだけど、今週のお題が興味を引くものだったから、

それを書いてみようと思う。

 このブログを最初から読んでくれている人は1回目の記事で似たような事を書いてたのを覚えているんじゃないかな?

読んでない人はブログタイトルの左下にある「ブログを始めたワケ」をクリックしてもらえればいいんだけど、同じ悩みをかかえた人の助けになったらいいなっていう気持ちで始めた。

 

でも、実を言うとそれだけじゃない。私が書く記事は3種類の人に向けて別々のメッセージを込めて書いている。そのメッセージを受け取って欲しいから書いている。

 

1人目は性同一性障害やその他トランスジェンダー(性別の悩みを抱えている人ね)へ

私は性同一性障害として、多分性同一性障害が味わうであろう苦労は一通り経験した。

あの時こんな風にやっておけば、あの選択肢は間違いだったな。なんて思う事はしょっちゅうある。でも当時の私にそんな事が気付けるほど余裕もなかったし、そういうのは社会で普通に生活出来て、上から俯瞰した感じで見つめ直せたからこそ気付けた。

だから、今絶賛悩んでいる人に少しでも助言出来たらと思って書いている。そして、その助言を活かして、少しでもより良い生活を送って欲しい。

勿論、普通の人だって生きていれば苦労はするんだけど、性同一性障害は 

普通の人の苦労 + 性同一性障害としての苦労 の2重の苦労で生きていかなければならない。そして、それに対して積極的に手を伸ばしてくれる人はそうそういない。

だからこそ、自分で戦う強さが必要。私はそれを身に着けてもらうための手助けになればと思っている。あと、そういう悩みを抱えているのはあなただけじゃなくて最低でもこのブログを書いているホルマリーも抱えているから。一人じゃないよって。一緒に戦おうねって。

 

2人目は私達みたいな性別マイノリティーに理解のある人へ

こんな私達に少しでも興味を向けて、理解してくれようとしてありがとう。とても助かってる。自分達に対して攻撃的な声や、態度を取る人が沢山いる世の中でそういう姿勢を見せることってなかなか出来ることじゃないと思うの。だからあなた達の勇気に救われることがある。ネットで私たちに対する記事があってコメント欄があるとついつい覗いちゃうの。辛辣な意見が多いなか、私たちの気持ちも考えてあげようよってコメントがあるとホントほっとする。明日もお仕事がんばろって思えちゃう。

ただ、理解ある人たちも意外と身近に私達みたいなのがいないから、どんな過去を送って来たのか、どんな気持ちで生活してるのか分からない人が多いと思うの。

そんな人に少しでも性同一性障害の生活を見てもらえればと思って書いてます。

 

3人目は私達みたいな性別マイノリティーは正直苦手、又は嫌いだっていう人へ

私はあなた達の考えを否定しない。考え方を変えろなんて強制もしない。

だって、もし自分が性同一性障害じゃなかったら、私も私みたいな性別マイノリティーの人間を忌避してたかもしれないしね。皆、色んな考えがあってそういう態度を私達に示しているんだと思う。私達はみんなが温和な人間でお手てつないで仲良くしましょうっていう人ばかりじゃなく、攻撃的な性格もいるしね。そういう人に出会っちゃってそういう考えになったのなら当然だと思う。

中には特別そういう経験もなく生理的嫌悪だけで嫌いっていう人もいると思う。私も生理的に受け付けない人間いるしその考えは間違っているなんて面と向かって否定しない。

ただ、チャンスが欲しい。私達の事を知って貰えるチャンスを。もしかしたら、何か見当違いの理解で嫌われてるかもしれないから。だから私のブログを読んで欲しい。

もし、このブログを読んでそれでも変わらないならそれでいい。でも、もし理解ある方向に変わってくれたら嬉しい。だからあなた達に向けても書いています。

 

私のブログを書く理由は上のメッセージを届けるため。正直自分の気持ちとか伝えるの下手だし、文才とかなんてあると思ってないけど、少しでもこのメッセージが届くといいな。