性転換子の生き様

性転換で男→女に変わった私の人生の歩みや日々のLGBT関係の話で思ったことを書いてます。トランスジェンダーの話がメインです。

SEX CHANGE

性同一性障害の生活覗いていきませんか?

性別違和感は遺伝子が原因?

こんばんは。ホルマリーです。

久しぶりの記事なんで今日は2つ投稿しちゃいます!

1つ目は性別に対する違和感は遺伝子が関係している可能性が高い

っていうお話。

 昔からよく私達みたいな人間に対する話題でよく論じられているのが、

私達の性別違和感って心の問題?それとも体に何かしら原因があるの?

だった。

正直、私からするとどっちでもいいんだけど・・・っていうのが本音。

でもこれって結構重要な話みたいで、

もし心の問題なら心を直して、体の性別に合わせるべきでしょ?

になるし。

体が問題なら心の性別が正しいから性転換するっていうのは立派な治療だよね。

って考え方になる(らしい)

 

そして、遺伝学者のリッキー・ルイス博士が最新の研究で、トランスジェンダーに関係するかもしれない遺伝子20個を見つけたそうな。かもしれないっていうのが大事よ!

確定じゃないからね!

karapaia.com

上のブログで紹介しているんで気になる人は読んでみてね。

 

原因が分かることによるメリットっていうのは沢山あると思う。

トランスジェンダーかどうかの診断は個人の考え方と診察した医師の判断によるところが大きくて、性転換した後にやっぱ間違いだったかも・・・っていうトラブルが起こる場合があるんだけど、遺伝子レベルで診断したら間違いは減りそうだしね。

それに客観的な判断によって当事者の周りの人達の理解が容易になるっていうのもあるよね。

別の性になりたいって自分で言ってるだけでしょ?そんなのわがままよ。

なんて意見を言われた場合、実は遺伝子が・・・って言えば。あ、それなら仕方ないよね。頑張って治療してね!に変わるかもしれない。

今はまだ大した保障のない私たちの治療も普通の病気みたいな扱いになって治療もしやすくなるかもしれない。

 

良いことづくめ!!

 

でもデメリットもあると思うんだよね。私がどっちでもいいって上の方で書いた理由にね、私の母がそれで自分を責めちゃったことがあるの。

胎児が母親の体にいる時に、母親がストレスを受けすぎた影響でホルモンバランスが崩れた結果、成長すると性別違和感を感じるようになる可能性があるかもしれない。

っていう仮説が発表されたことがあってね。

母が私に「私のせいかも。私がストレス受けすぎたせいで。ごめんね。ごめんね」って

ただの仮説なのに、それを信じて責める母親に「そんなのただの仮説なんだから」って言ってなだめるくらいしかできなかった。

 

だから、この研究が進んで行って母体がストレスを受けた影響で遺伝子が~みたいになったら、嫌だなって思ってるの。また母が自分のことを責めちゃうかもしれない。

 

でも知りたい人もいるから止めて!とも言えないけどね。実際メリットの方が大きいしね。研究って難しいなぁって思ったり。