ドラァグクイーンとトランスジェンダーは違う
今日のブログの内容はLGBTの理解推進を頑張っている人たちに、
ちょっと批判的な意見になっちゃうけど、本音で書こうと思うの。
皆さんはドラァグクイーンって知ってるかな?
私もこの人達の事に関してそういう名前がついていることは、
今年になって知ったんだけどね、まぁいわゆる派手な女装家さん。
wikiとかだと
ゲイの人でエンターテイメントとして誇張した女性像を演出している人らしい。
ただ、youtubeとか色んなメディアで露出の多い人達は必ずしもゲイではないみたいなんだよね。
まぁそこは個人的にはどうでもいいんだけど、ドラァグクイーンはトランスジェンダーではないって認識のもとで世間の人は彼女達を見ているのだろうか。(彼女って使うのが正しいかどうかわかんないけど、便宜的に彼女を使います)
ちなみに日本で一番有名なドラァグクイーンはデラックスマツコさんなんだけど、あの人を女装家と思っている人と、オカマの人(トランスジェンダーとしてはこれ大嫌いなんだけどね)と思っている人どっちが多いだろう?
多分後者だよね。
そしてメディアは前者と後者を区別せずに一緒くたにして、面白ければいいやと思ってマツコさんを起用していると思うの。
それって世間一般の人にとってイメージしやすいトランスジェンダー=マツコさんみたいな人になっている気がするんだよね。
テロップで常にマツコさんの下に「彼女はトランスジェンダーじゃあありません。女装家です。」って出してくれるなら別だけど、そんなことはしないしね。
最近ドラァグクイーンの人の露出が多くなって危惧しているんだよね。
あの人達が表に出れば出るほど、世間に目立たず普通に暮らしたいっていうトランスジェンダーが生き辛くなるんじゃないかって。勿論、向こうはビジネスだよ。目立てば目立つほどお金は貰えるだろうし。
でもそれならなんでLGBTの理解促進のためのイベントに出るんだろうか。
LGBTっていう考え方自体、レズ、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダーのみならず他のセクシャルマイノリティも包括しているのは知っているけど、世間一般はそこまでの意味がLGBTにあるのは知らないし。
そもそもドラァグクイーンへの理解って何なんだろう?エンターテイメントなんだよね?それとも私の認識が足りてないのかな・・・・
って
を見て改めて考えちゃったんだよね。(前のニュースサイトの記事は期限が来てたので貼り換えました)
派手なパーティーって形で上のイベントやるだけなら良かったんだけど、
こういうイベントのインタビュー記事には「差別や偏見無くしたいです。」
ってお決まりの言葉と写真映えするドラァグクイーンの絵が横に並んでるの。
それってドラァグクイーンとトランスジェンダーの違いを分かっていない世間一般の人には 派手派手しい格好したオカマの人が差別や偏見をなくしたい って言ってるようにしか見えないよね。
LGBTに対する企業向けセミナーにでた時にも思ったけど、トランスジェンダーはLGBTの枠で理解を訴えると間違った扱われ方、理解に進んでしまう気がする・・・
といってもトランスジェンダーはまともに生活を送れてる人が少ない。その中で表に立って理解を促そうなんて言える人はもっと少ない(私もそうだし・・・)。
どうすべきなんだろうね。