他国の性別マイノリティーな人達
今回は過去話でなく、ある動画を紹介しようと思う。
前に英語の勉強でTEDっていう英語の動画サイトを見てるっていってたと思うんだけど。
性別なしのトイレが必要な理由・・・? - 性転換子の生き様<その時の記事
このサイトで自分に関する動画を見つけたの。
講演内容は「世界のLGBTの生活とは」
LGBTっていうのは L(レズビアン) G(ゲイ) B(バイセクシャル)
T(トランスジェンダー)の略をくっつけた物。私はTに当てはまる人間。
日本でも最近は結構目にする単語なんじゃないかな。
さっき検索したらNHKに特設サイトとかあったりしたし、だんだん身近な単語になってきてるんだと思う。
正直、見る前は「LGBTって生きるの大変なんですよ。苦労するんですよ」的な話かと思ってたんだけど。見てもらったら分かるけど、そういう系の動画じゃなかったんだよね。
アメリカに住んでるゲイカップル(アメリカじゃ女性同士もゲイっていうのかな?)が世界中のスーパーゲイ(活躍している性別マイノリティ)にインタビューしていく内容なの。私と同じトランスジェンダーだったり、ゲイをカミングアウトした王子様だったりと様な人が出てきてインタビューに答えてるのを見て単純にすごいなって思った。
なんで人の目に進んでつくような生き方してるんだろうって。どうやって生活してるんだろうって。
私の今までの記事を見て貰うと分かるんだけど、自分が元男ってことは絶対にばらさないように生きてるんだよね。でないと生きていける場所なくなるから。
今だって性転換したけど、「私は昔男だったんですよー。」なんて絶対に言わない。言えない。だって仕事なくしちゃうもん。だからこの人たちがカミングアウトして生きてるのはすごいなって。まぁ王子様はお金には困らなさそうだけど・・・。
ただ、もう一つ違う意味ですごいなって思ったのは、自分の素性を曝け出してでも、自分達と同じ立場の人間が生きていける環境を作っていこうっていうアグレッシブなところ。自分で言わなきゃわからないゲイ、レズビアン、バイセクシャルや見た目をパスしたトランスジェンダーがわざわざ自分がそうなんですって主張することによって、他のLGBTが社会に出やすいように動いてるんだよね。
仮に自分が死ぬまで大丈夫な資産をもっていても私に出来るかなーって考えたらやっぱりマネできないな。そんな勇気ないし。自分の事で精一杯だし。
だから私はこのブログで自分の失敗談やアドバイスでも書いて、自分と同じ立場の人が少しでも苦労しない生活を送れるように頑張っていこうって思う。でもいつか、自分の生活がもっと安定したら表だって行動してもいいのかもしれない。そしたらもっと、他の性別マイノリティーの人が生きやすくなるよね。
いつになるか分かんないけど(笑)